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水。

ついに水パニックが始まった

3/23(水) 金町浄水場から乳児に適さない放射線量検出。23区と多摩市民は乳児に飲料水を与えるのを避けるように。

その直後から都内で水の買占めが始まった。

笑えるくらいに水だけがない。お茶もある。ジュースもある。水だけがない。どの自販機も水だけが売り切れている。都民のあほさにちょっと笑えてくる。

しかし、笑ってもいられない。我が家は飲料を貯めこんだりしていないので正直困った。何とか金沢の妹に頼み、当座の水を買ってもらって送ってもらえることになった。

しかし、原発の状況は相変わらず一進一退。最悪ではないものの、まだまだ放射性物質を空気中に撒き散らしていくだろう。

最悪のシナリオの一歩手前くらいの状況を想定し、そうなったときの対処を夫婦で話し合う。

イタリアンレストランで。

ワインを飲みながら。

優雅に思えるかもしれないけど、自分の心のうちとしては「最後の晩餐」だった。

結局、もう少し様子を見ようということになった。そして、こっちで生むと言う基本線は変わらない。

大体、臨月の妊婦を初見で受け入れる医療機関は、最近ではほとんどないと思ったほうが良い。医療機関からすれば、どんな来歴をたどって、赤ちゃんは安全なのかそうでないのかも分からないし、なにより、クレーマー体質の親だったら訴訟のリスクが高まるから、よほどのことがない限り、受け入れてくれない。そういう意味では、産科と親は信頼関係がないと今のご時世、子供は産めないといえる。

なので、なんとかこっちにとどまって、産まれた後、数値の推移や、復旧具合を見定めながら、なるべく早くに疎開するか、というのが今のところの考え。

レストランからの帰り、炭酸水やお茶を万一のために買っておく。マンションのタンクの水はまだ汚染前の水だと思うが、万一を考えると、今から妊婦の飲用は控えた方が無難。いろんな人が色んなところで「安全だ」「放射線技師だが、この状態なら水の買い置きがないなら私は水道水で粉ミルクを作る」とか言ってる。それも一つの考え。生まれてくる子供のためにできる限りをするのもまた一つの考え。

まあ、私はいつもどおり水道水をがぶがぶ飲むわけだが。

自転車は通勤のみ。

3/24(木) 上野に住む義理の弟が、とりあえず自分の身の回りで手に入った水を持って届けにきてくれた。彼は大阪出身で、東京がパニックになるような事態になったら、ぱぱっと新幹線に乗ってうちに身を寄せればいい、と連絡先を教えてくれた。後で為念で実家に一報入れておいてくれるという。

ただただ感謝。

また、いつも寿司食いに行っている磯の大将も電話をくれ、水の心配と、こんな状況だから、生まれたばかりの赤子を車に乗せて金沢に行くより、生まれる前に移動したほうが、子供のリスクが低いことを話してくれ、「もし仕事が手離れしないなら、オレが実家のクラウンで連れてってあげてもいいからね」とまで言ってくれる。こちらも感謝。

人は一人で生きているのではない。皆の好意が身に沁みてうれしい。あらためて感謝。

この日も通勤のみ。今日は炭酸水で玄米を炊いてみたが、別にこれといった違和感はなかった。烏龍茶やおーいお茶でも試してみたい。

3月の距離 579.80Km

順調に距離が減っている(笑)。

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