承前
オーバーペースだった長身かつオレより体脂肪多めの外人がタレてきたので落ち着いて抜かす。だが、こちらも維持できるペースとしてはぎりぎり。メディオ解禁はラスト4周目、その後のラスト3周目はつらかった。平均時速は10.6Kmで、4倍すればサブフォー達成、と信じてペースを維持する。
ラスト2周
つらかったが、心拍のハードさに比べてスピードは関係なく落ちていたのが分かっていたので、さらに追い込む。書き忘れていたが、30Km地点で、ラストスパートに備え、固形物でなく液体のSABASを摂取したので、応援のおじさんが恵んでくれたチョコレート以外はもう補給も取らずにラストに備える。
ラスト1周
タイムは3時間36分。あと24分以内で戻ってこないとサブフォーが達成できない。
できるできないは別にして、この一番大切な場面でがんばらずに、どこでがんばる、と強く思う。なのでここからは全力で走る。タイムはみない。もちろん心拍数も見ない。ここからは計算じゃあなくてキモチの領域だ。この周回では似た体型でひそかにライバル視してた先行ランナーをことごとく抜いた。でも、キモチEと思うより、極限のペースに吐きそうできつい。
給水ももう取らない。最短ラインを狙ってただ走る。とはいえ、後ろから足音が聞こえたらペースアップする。
途中でふと気付く。GPSには誤差があるから、時速10.6Kmを維持したからといってサブフォーが達成できる保証はない。うわぁ、やべえ。
とにかく追い込む。橋を渡って左に折れるとゴールまで約1キロ。ここからラストスパートをかける。
早過ぎて途中、ちょっとタレた。
ゴール前、応援のみんなが「4時間切れるよ、がんばってー」と言ってくれる。その時初めてゴールのタイム表示をみた。
3時間59分。
最後はどこにこんな力が残っていたのだろうというスピードでダッシュ。ゴールした。
余談だがこのダッシュは余計だった。タイムは大して縮まらないのに、ふくらはぎに大きなダメージが残った。
こんな感じで初のフルマラソンは終了。まあ、これが今の実力。というか、年齢別47位は望外の順位だ。
明日、トレイルライドの約束なんだが、足がヤバイ。
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