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2010ツール・ド・草津レポート

凍死寸前レース

前日は食事後、皆で飲もうと草津のワインを買ってきたら、なんと皆酒を飲まないという。がーん。しょうがないので一人で空ける。食事中のビールも一人、ワイン後に酎ハイも一人。咳をしても一人(?)。

ま、先月残業100時間で、練習はまったく思ったようにできなかった。その時点で諦めている。体重も絞れなかったし。なので、レース前でもまったくのお気楽モード。

レース当日は朝6時起床。朝風呂一発浴びて普通に食事してからレース会場へ。周辺でアップし、レースへ。この時点で、レース中には外すつもりで借り物のアップオイルをたっぷり塗ってからアーム・レッグウォーマーを着けていたのだが、風が寒くて外せない。それどころか穴あきグローブで指がかじかむ。アーム・レッグウォーマーはもちろん、下山後に使うつもりだった冬用グローブを着用してレースに出ることにする。若者三人衆は半ズボンでがたがた震えながらスタートを待っている。若いって素晴らしい(笑)。というかそんなに冷えたらレースに支障があるのでは…?

いよいよスタート。

2010ツール・ド・草津GPS記録から

12.01Km 54分08秒 平均時速13.3Km 平均ペース1キロ4分半 平均心拍175

心拍メディオ域:7秒 ソリオ域:51分27秒 ソリオ上:4分57秒

殺生ヶ原LAP:18分33秒

最初の心拍は180。これで最後まで持つはずもないが、とにかく上がれるだけのペースで行こうと決意。殺生ヶ原までとにかく気合を入れて漕ぐが、風が強くて去年のペースより全然遅い。が、その時は風の影響がそこまであるとは思わなかった。こんなに頑張っているのにおかしいなあ、とは思ったが、うわあ、登り、劣化してんな、オレ…と思っていた。

どちらにしろ記録更新は難しそうだ。

殺生ヶ原までは木々があるのだが、そこを過ぎると風がもろに当たる。追い風区間は楽だが、向かい風だとまったく進まない。それなりに人の後ろに入ったりもしてみるが、あまり効果がない。頂上に行くにつれてどんどん気温が下がる。風が強いから体感温度は氷点下だ。顔がこわばる。鼻水が凍っているようだ。

最後は一杯いっぱいで、他の選手も周りにいたため、スプリントもせずゴール。すぐさま冬用ジャージを着こむが、風が強く吹き付けるのでちっとも温まらない。歯の根が合わずにがちがちと言っている。

結局プロたちも去年の5分落ちの記録だから、昨年の7分遅れはまあ普通か。

下山後、温泉に入って急いで帰ろうとするが、事故等々の渋滞に巻き込まれる。

疲れきって帰宅。飯を作る気力もなくIsShuUで飯食って帰ってアムステルゴールドレースを見てたが、10分ももたずに寝落ちしてた。

4月20日までの距離 BICYCLE 159Km RUN 123.38Km

とりあえず仕事が徐々に落ち着きを見せてきているので、「遅寝遅起き」と「週4回以上の飲酒」という悪しき生活習慣を改めるべく、徐々に改善を図る。そしてGW後から本格始動し、6月頃のレースから結果を出していけるように量・質とも上げていこう。

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