3/3尾根幹往復#7と結婚記念日

あっけなく最速記録を更新

3：55起床。目覚ましがなった瞬間、体がまだ起き切る前から気持ちが前のめりになっている。便所で用を足しながらバナナを食べるハイテンションぶり。

「今日は新記録が出る」

昨日、あれだけ走れたから今日は絶対いけるわ。疲れはまだあるが、関係ない。予感というよりもっと自分の中で確固とした感覚。根拠に近い思い込み、啓示を受けたような、とでも言えばよいのだろうか。出す、じゃない。出るんだ。という感じ。普通に今まで通り練習すれば、どうやったって今まで見たことのない記録が出るはずだ、という確信。

早く出たくて気持ちばかり焦るものだから、ドリンクを忘れたりサイコンを忘れたりしてかえって出発が遅れてしまった。

尾根幹（+16号小山往復）走#７：2時間11分18秒　平均時速29.6Km　合計65.14Km(サイコン不調のため心拍、ケイデンスは不明）

尾根幹終点までで59分57秒。初の1時間切りにして今年の記録を3分半ほど更新。去年の最も体調よかったときより速い。よーし！　自己記録更新だ！

だからといって道中がんばりすぎたわけではない。むしろ、いつもと同じであることを心がけた。ただ、最後のトンネル前の直線だけは踏めばスピードが出るのが面白くて追い込んだけど、まあそれくらい。体調は相変わらず疲れ気味だし。

機材の軽さとコンポの反応のよさなどがあいまって非常に反応がクイックできびきびしている。そうした雰囲気全体が「さあ、速く走ろうぜ」とオレに呼びかけるので、とてもぐずぐずなんか走ってらんないぜ、って感じ。

それと忘れてならないのが、ノーマルクランクの恩恵を十分に受けている、ということだと思う。

自分の漕ぎ方が低ケイデンスでトルキーなのは自覚しいていたが、脚力もないのだし、ヒルクラには不利だしって事でコンパクトを使ってきた。しかし、ノーマルクランクの方がよほど脚質に合っていたようだ。ギアをかけて回すと、軽い機材なのもあいまってびゅんびゅんとスピードが出る。それでいながら39*27Ｔならこれまでのインナー36*25とほぼ同じギア比だ。坂でギアが足りなくなる心配はない。

7900DURAはトリムが不要なのを忘れていて、アウタートップで少しチェーンがしゃりしゃり言っていた（これはリアディレイラーのせい）から左レバーをわずかに「くっ」といじったら、いきなりパンッとインナーに入った。そのスピーディさと正確さに鳥肌が立つ。はえぇ！大体105ならクランクを半周は回さないとインナーに落ちないのに。

折角速く終点に着いたので、今日は16号の小山の交差点まで少し遠回り。昼から雪が降るというので通勤も乗れないし（新車で雪の中なんて！　笑）、まあ、ちょうどよいかと。帰りも鶴川街道で自然と車の流れに乗るカーペーサー走。夜明けが早くなっており、多摩沿線道路に着く頃はすっかり明るくて、車が多くてかえって走りづらい。それでも世田谷通りで平均時速を見たら30Kmになっていた。いやあ、小山まで行って帰ってきて時速30オーバーか。これは機材ドープ以外何者でもない。

03日の距離  BYCICLE 65.14Km   RUN 0Km

03月の距離  BYCICLE 103.89Km RUN 0Km

今日は結婚記念日。昨日、家に帰ってかみさんに言われてはじめて気付いた。もっともかみさんも、本来なら今日は飲み会だったのだが、それが流れて、そのときはじめてそういえば3/3ってひな祭り以外に何かあったな…。と考え、思い出したらしい。思い出しただけ凄い。オレなんて自転車のことしか考えていなかった（笑）。

まあ、折角思い出したのだから、今日は二人でIsShuUでディナー。明日はもう少しポジションを見たいので漕いだり止めたりのローラー練習かな…？