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修善寺コースは厳しかった・・・

JCRC第7戦@修善寺 Fクラス36人中13位・平均時速27.39Km

お、遅い・・・。

以下、土日を振り返って。
土曜日は何もせず。PCでウェブにつないだり本を読んだり。レンタカーを借り出し、前日中に積込完了。夕食に餃子を作ってかみさんと食べて早めに寝るが、寝苦しくて一向に寝られず。早起きするのに困ったなと思いながら。

運命の日曜日。

4時起床。おにぎりと昨日の残りのスープを食べて歯を磨く。朝の苦手なかみさんも何とか起きてきて一安心。ただ、あまり天気が良くないのが不吉。残りはコンビニで買った明太子おにぎりとカレーパンで、車の中で食べる。
修善寺の日本サイクルスポーツセンター(CSC)をナビに案内させたら、予想外のルートを案内してきた。当初は沼津まで行き、そこから南下していくコースを想定していたのだが、何だかよく分からないコースを提示してきた。まあ、思っていたよりは早く着けそうなので、ナビに任せてみることにしたが、これが結構新鮮だった。
まず厚木で小田原厚木道路(小田厚! なつかしい! 東京西部の大学生のドライブデート定番コースの1つに小田厚の側道を走って西湘平の夜景をみるか、西湘バイパスで海沿いを音楽かけながら流す、というのがあったと思うが、身に覚えのある人、いませんか?)で小田原に行き、今度は箱根新道(走り屋か!)で大観山山頂、さらに伊豆スピードウェイ(だったかな? 伊豆は下道しか使ったことなかったから初めて乗った有料道路)で山伏峠で降りて現地着。その間は雨が降り続いており、雨の中曲がりくねった山道を行く、かなり冒険っぽいドライブだった。
駐車場に車を止めて、自転車の組立&着替&ローラー台でアップ開始。ここでウィダーインゼリー1個。時間があまりなかったので5Kmくらいで終了。
最後に前後タイヤの空気を入れ直そうとしたら後ろが入っていかない。おかしいな、と思っていたらゲージが急に下がって6気圧くらいを指す。「そうでしょ、大体2日入れないとこれくらいまで減っているんだ」と思って9気圧くらい入れたらチューブがバーストした。どうやら最初に入っていかなかった時の数値の方が正しかったらしい。
駐車場に鳴り響く「パーン」とう銃声のような破裂音。一身に注目を集めるロックレーシングジャージ着用の男(笑)。
恥ずかしい。
隣の高校生か大学生のような男の子が「ガラスでも踏みました? タイヤ、替えがあるのでよければどうぞ」と声を掛けてくれる。なんて優しい。お父さん、お母さん、それにお婆ちゃんまで応援に来ていたほほ笑ましい一家で、かみさんと二人で「いまどき珍しい素直な子」「あんな子がいるとは日本の将来も安心」と後々まで話題になる(笑)。
こそこそとチューブを入れ直して再出発。
初めての修善寺CSCかみさんいわく「夢のような場所ね」。確かに、降りしきる雨の中を曲がりくねった峠を過ぎると、忽然と遊園地みたいな場所が現れるので、現実感が乏しいのも分かる。

そしてレースへ

40人くらいはいるのだろうか。前から4列目くらいでスタート。かみさんがオレの名を呼んで「がんばってねー」と言ってくれたのが地味にうれしい(笑)。
しばらくは縦長の状態で進む。
実は現地着が遅く、今回はコース試走をしなかった。試走とレースの間が開くからそれは承知の上だったのだが、そのツケが1周目の走りに表れることになるのだが、もちろんそのときには気付かなかった。
スタート後はゆるい登りで、その後下りでカーブを繰り返す。まだまだ元気いっぱいで先頭集団にとどまっている。コースは右回りで1周約5Km。そして運命の登りが始まった。インナーローでダンシングも織り交ぜて登るが、登りがきつい! 群馬のCSCより登りがきついし、長い。試走しておかなかったから、いつまで続くのか見当もつかない。まあ、試走しても辛いことにはかわりはないわけだが(笑)。やっと長い登りが終わり、下りでスピードの出せる緩いカーブと橋を渡る直線がでてきた。2周目にここを通過したときにメーターを見たら時速60Km以上出ていた。ちなみに1周目のこの時点では、先頭は先を行ってはいたものの、自分も何とかまだ集団内にとどまっていた。
しかし、この後ゴール手前にまた登りが出てきた。しかもかなりの斜度がある。10%はあるじゃないだろうか。「えっ」と衝撃を受ける。このままゴールの直線になだれ込むんじゃないの?
心の準備ができていなかったうえに、実際かなりの斜度で体力的にもきつい。ふらふらになりながら上り坂を何とかクリア。しかしこのとき、すでに縦長だった先頭グループとは20mくらい間が開く。かみさんが名前を呼んでくれるが姿が見えない(後で分かったが、観戦席から場所を移してコースに入って応援してくれていた)。かみさんいわく、「このときの登りが、体が左右に揺れて一番きつそうだった」とのこと。確かに。「えっ、何でこんなにきつい坂がゴール前にあるの? こりゃ、ゴール前戦略を立て直さなきゃ」と思いながら、必死に登っていたのだが、そういう心理面の動揺も走りに表れていたのだと思う。

Fクラスはたった3周だが、十分にきつい。何しろスピードを乗せられる平坦がほぼゼロなのだ。ゴール前後にちょこっとある平坦は、私の場合、壁のような上り坂の回復箇所でしかない。1周目を終えた時点で、コース設計者は何を考えてこんなコースを作ったのか、と心底恨んだ。1周5Kmというとちょうど皇居外周と同じだが、私の場合皇居周回なら時速30Km以上で巡航できるのだが、このコースでは時速30Kmが出ない。先頭からはるかちぎれた群馬CSCの3周ですら時速30Kmは出ていたというのに。

2周目の最初の緩い登りが始まる辺りで持久走レースをしているZクラスの集団が抜いていく。この人たちは約1時間半を時速30Kmくらいでひたすら耐え抜くドMたちだ(笑)。意味が分からない。もちろんまだまだフレッシュなはずの私をすーっと追い抜いていく。彼岸と此方の差をまたも思い知らされて憂鬱だったが、こんなところで落ち込んでいる暇はない。短い登り坂を終え、下りで必死に先頭への追いつきを試みる。登りの始まる直前にちらっと同じグループのゼッケン帽が数人、はるか先方に見えたが、それが集団らしきものを目にした最後だった。
苦行の登りに入る。時折ダンシングを入れるが、あまりダンシングをすると体が持たない。シッティングでやり過ごす。心拍数は184を指していた。苦しくてしょうがない。ここでパンダーニジャージの同クラスの選手に抜かされた。付いていきたかったが、じきに離されてしまった。
スピードの出せる下りはすぐに終わり、またゴール前の登りが壁のように立ちはだかる。自分のもてる力をすべて駆使して淡々とやり過ごす。またかみさんの声援が聞こえるが、このときは探す余裕などなく、というか苦しさのあまり前すら見えず下を向いて走っていた。
3周目も下りで頑張っていよいよ最後の登りに入る。ここで同クラスの選手が垂れてきたので何とか抜かす。2周目からはもう先頭を追うのは諦め、目標を垂れてきた選手をキャッチして抜かすことに切り替えていた。だから1人抜けたのが嬉しかったが、先ほど1人に抜かされており、プラマイはゼロだ。というか、私がその時行なっていた走りと同様に、抜かしていった選手から見た私はまさに「上から落っこちてきた選手」だったわけだ。「それじゃだめだぜ、オレ」と思ったが、向こうの方が実際に早かったんだから潔く負けを認めるしかない。結果がすべてなんだし。
下りで前方を見渡すが、どうやらもう抜けそうな位置に同クラスの選手はいないよう。あとは最後の壁のような登りをクリアするだけだったが、登り坂の途中で念のため後ろを振り返らずに(そこまでやれる余裕がなかった 笑)、下を向きながら確認したところ、同クラスの帽子がちらりと見えた! やばい!! さっき抜かした選手だろうか。かみさんの前で抜かされるわけには行かない、絶対この順位を守り切らないと! と力が入る。
ここからはダンシングしながら気迫で登りきった。平坦に入る。後ろが追ってくる気配はないが、最後の直線で大まくりを仕掛けてくるつもりかもしれない。最後の力を振り絞ってゴールまでもがく。何とか無事にゴールを抜けた後、コース脇の芝生に一刻も早く倒れ込みたかったが、いろんな選手が談笑していてなかなか座れる場所がない。やっと切れ目を見つけて倒れ込む。つ、つらい。最後はいつ追いついてくるのかと思うと生きた心地がしなかった。リザルトで確認したところ、後ろとの差は14秒だった。
ゴール脇でかみさんと再会。以前、草津の大会でお世話になったカバニョーロ10%の流しさんを見つけ、ご挨拶。ちなみに流しさんはZクラスに参戦しており、2周目に華麗に私を抜いていった集団の1人。この人もドMだ(笑)。Cクラスでは首都大学の1年生が2位に入ったと知り、うれしくなる。その後、顔見知りの首都大学の学生と話したが、その子は相当強いらしい。しかも高校時代は自転車に乗ってなかったんだっていうから凄い。オレなんて練習してるけど全然強くなれていないよ・・・。まあ、結果のでない練習は練習とは言えない、と言う考え方から行くとオレの場合は単に練習方法が間違っているか量が足りないかのどちらかなのだ、ということは自分自身で十二分に分かってはいるのだが、それでも少しだけ「年齢の差」ということが頭をよぎったのも事実。
売店で買ったソフトクリームが死ぬほどおいしかった。あんなに甘くておいしいソフトクリーム、初めて食べた。

温泉、食事へ

かみさん連れとしてはむしろこちらが本番か。修善寺の温泉に行くか迷ったが、天気が回復してきたので海の方が楽しそうだと考え、宇佐美海岸に出る。その後北上して網代温泉へ。日帰り入浴できるところを探そうと思い、駅前に行って観光案内を探したら、無人だった(笑)。三連休になんてやる気のない案内所だ。これだから熱海は(網代は熱海市です)衰退産業よばわりされるんだ、と思ったが余計なお世話か(でも、その後熱海を通ったら海岸沿いの歯の抜けたようなたたずまいだった閉鎖された旅館やホテルがリゾートマンションとして生まれ変わっている最中だった。熱海も変わりつつあるようだ)。
結局海に突き出た露天風呂が売りの「平湯」に行き、のんびり温泉に浸かりながら海をぼーっと見る。女性の露天も海が見える=つまり海からもみえる訳で、かみさんいわく海からの視線から体を隠すには全部浸からなければならず、結果、そんなに長く浸かれなかったそうだ。
その後、漁協を覗いた後、近くの「笑ぎょ」というレストランへ。しかし、ここが最悪だった。構えは立派で洗練された感じなのだが、焼き魚はアジしかない。地物の魚を売りにしているかのような店構えなのにこの品ぞろえの薄さは何なんだ、と驚く。また、刺し身定食は他の定食が1400円くらいなのに1600円と高いうえ、中身を聞くとマグロにカンパチ、タイ、甘エビ、アジだという。タイとアジはともかく、マグロとカンパチなんか地物じゃないだろ? 観光客を馬鹿にしているのか、と思い、単品のタイのかぶと煮があったので、これを定食にしてくれ、と頼んだらホスピタリティゼロのばあさんウェイトレスに「それはできない」とすげなく却下をくらった(笑)。後はイカ刺し定食かアジフライ定食かエビフライ定食か焼き肉定食(なんで網代に来てこんなもの食べたいと思うんだろう!)しかない(笑)。メニューの右ページには●●御膳とか並んでいるが、香の物、茶わん蒸し、煮物と沢山付いているうえにやはりメニューがアジフライとかで選択の余地が少ない。
よっぽど店を出ようかと思ったがもう座ってしまったのでしょうがない、と思い刺し身定食を頼んだ。
ところが。
頼んでた定食を見ると香の物、茶わん蒸し、ひじき煮が付いているではないか!
じゃ、御膳との差は何なんだと思いながら食べる。確かにアジは地のものらしくうまいが、メニューに地物らしきものがアジしかない、と言うのがどうにも解せない。
帰りも山道をくねくね走るので、車に弱いかみさんが酔うといけないと思い、「ビールを飲んで寝て帰るとちょうどよい」と生ビールを勧める。かみさんも最初は遠慮していたが、理由を説明したらあっさり納得し、おいしそうに飲んでくれた。
食事を終えようとしていたときにちょうど5人家族が後ろの席につき、おやじさんが「かぶと煮を定食でくれ」と頼んだ。案の定ばあさんに「それはできない」と言われたが、おやじは「いいからかぶと煮とご飯とみそ汁をくれ」と言ったらばあさんはそれならいいよ、とのたまうではないか! えええぇぇぇえ、オレには無理だっていったくせにとエキサイトしそうになったが、ま、そこまで言わなかったオレが悪かったのか、と思い諦める。
食後に、店の内外には10人ほど待っている人がいた。「メニューはしょぼいし、ばあさんは無礼だし、ここで食べても楽しいことないですよ」と言おうかと思ったが、なんだかみんな地物の魚がアジしかなくても別にそれを不自然だと思わないような人ばっかりだったので黙っていた(笑)。
割と飲食店に関しては鼻が利くほうで、よく当たりの店を探せるほうだというささやかな自負があるのだが、この店は完全に「スカ」だった。まあ、こんな日もあるさ。

干物は天日干しに限る

先ほど覗いた漁協では干物を扇風機で乾かしていた。天日干しでなければ干物は風味が出ない。網代の国道は別名ヒモの、じゃなくて干物街道と呼ばれるくらい干物屋が軒を連ねているが、そこも扇風機だったら買わないぞ、と思い何軒か見てみる。だが、どうやらみんな古くからの天日干しでつくっているらしいと知り、一安心。結局3軒ほどからマアジ、室アジ、マイワシの干物を買う。量が多くなったので半分は一秋さんのお土産にした。
しかし干物街道がヒモの街道だったら面白いだろうな。熱海辺りの芸者のヒモが何をするでなくただずらっと並んで座っているのだ。やくざ風なのから実直そうなのまで日がな一日ぼーっと座っている「ヒモの街道」。飛田新地の女性がずらっと並んだ郭のような光景だ。

あとは海岸沿いに車を飛ばす。カーナビは小田厚に行けと指示するが、懐かしさもあって西湘バイパスを飛ばす。でもすぐ飽きた(笑)。
秦野中井から東名に乗り、渋滞もなく家に無事に着く。
帰宅後、一秋にいき、さらにもう一軒、余勢を駆って下高井戸で新規に飲み屋開拓。「青の洞窟」という店へ。劇団の練習スペースを兼ねた不思議な店だった。

月曜は家事をする日なので自転車は乗らないつもり。

14日の距離 BICYCLE21.81Km
9月の距離 RUN 0Km BICYCLE 702.12Km

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コメント

お疲れ様でした。
修善寺は厳しいコースですね。自分も最初に走った時は「何じゃ、こりゃ・・」と思いました。
最初の頃は全然走れなくて(その頃の都ロードはアンカーの藤野さん藤田さん達プロが走っていて、一周で切れてました・・)、それから時間のある日にはとにかく山へ走りに行くようになり、今では修善寺は大好きなコースです。
登りは練習すれば速くなりますし、登りでの練習は手を抜けない(楽ができない)ので平坦より効果が上がるかなと思います(平坦で本当に苦しいところまで追い込めないから、自分は平坦が遅いのかもしれませんが・・)

投稿: say-zz | 2008年9月15日 (月) 22時35分

say-zzさん
コメントありがとうございました。
なんといっても本格的な練習を始めたのは最近です。レース慣れ、練習の質、色々な面でまだまだ十分向上の余地があると思うのでそのあたり、少しずつ積み増ししていけたらと思います。
しかし、あのコースが好きなコースだといえるようになるまでは相当時間がかかるような・・・。

投稿: kor1972 | 2008年9月16日 (火) 10時03分

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