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ツール・ド・草津に向けて③

自分に合ったピーキング&テーパリング

というわけで、大会1週間前の調整で色々試してみたいことがある。

実は、為末選手が世界陸上でメダルを取ったとき、5日くらい前に1本激しく走ってからはただただ休んで体の回復に努めたというのを著書で読んで激しく気になっている。しかも年を取るとともに回復が遅くなっているのを実感しているのと、アテネ直前に緊急合宿したらアテネの1週間後に体調のピークが来てしまったという経験がそうさせたらしい。

実に示唆に富んだ話だと思いませんか。

自転車のホビーレースの有力どころのブログを見ていると、大会のある週の水曜辺りに負荷を掛けて追い込み、その後はLSDやローラーをしながらカーボローディングというのが割と一般的らしい。大会までまったく体を動かさないのは逆に不安だとあるひとは書いていた。その気持ちは分かるし、カーボローディングの考え方から行くと、大会の1週間前に2日間ほど筋グリコーゲンが枯渇するくらいの厳しい走り込みを行ない、その後たんぱく質(と水)を多量に摂取して、その間少し体を動かすのが通例らしい(おもにマラソンの場合。2002年ごろのマラソントレーニング本から※1)。

しかし、沖縄200クラスのレースは別格として、ヒルクライムやせいぜい50Kmくらいのレースでカーボローディングは果たして必要だろうか。しかもマラソントレーニング本では「ハーフマラソンでカーボローディングをすると体重が増えてしまい、スピードが落ちるので逆効果」とはっきり書かれていた。そのことを考えると週中での追い込みとカーボローディング(はっきり言うとカーボローディングに名を借りた普段の節制の反動からくるどか食い)の効果には大きな疑問を感じている。「2時間以上のレースでない限り、レースは普段の鍛錬と上手なテーパリングがものを言うはず」というのが現在の私の推測だ(特にオーバー35歳は)。

2008ツール・ド草津では「思い切って休む」がテーマ

これらを踏まえて今回の私の取る調整は以下の通り。

月曜以降の練習は上ハンドルを持ってLSD~ちょい上ペースで50~70Km、これを火曜日まで。

それ以降は食べ過ぎず、昼はパスタ(でも外食のパスタって油が多いからパスタじゃなくてうどんとかにするかも)にするくらいで練習は水曜日にローラー台30分、木・金は思い切って全休。

としてみようと思う。1週間かけて文字通りの意味での「テーパリング」(漸減)を行なうのだ。

正直に言うと、草津はあくまで通過点だし、目標も全体の4分の1以上、二桁を視野、という低いものなので、ここまで万全に調整する必要もないとは思っている。しかも木・金と全休なんかしたらまた目標距離が遠くなるし。

ただ、

①ここまで曲がりなりにもがんばってきて挑戦する初めてのホビーレース

②今後の自分のメルクマールとなる数値がほしい(ただ、このメルクマールは他のレースではまったく役に立たないのが欠点! しかも心拍計・ケイデンス計はまだ返ってこないから数値が取れない!!)

③自分の推測が果たして正しいかを実証したい

④あと、シーズンはじめで皆がまだ体調が整っておらず、そうしたところでいい成績が取れたら、というケチな計算もある(笑)

なので現状の120%の力が出せるように望む。

弱い奴は練習でしか強くならない。しかし、時間がなくてもより質の高い練習で時間を凌駕できるはずだし、今強い選手たちがやっていないことを試すことで、自分より強い選手にも勝てる活路が見出せるのだと思う。テーパリングだってうまくいけば、調整に失敗した自分より強い人に勝つチャンスを十分に作りうる。

1ヶ月の目標距離には目をつぶり、とりあえずこれで行ってみます!!

はたしてどんな結果がでるでしょうか。自分でもわくわくしています。とりあえず十分休めれば、当日は体調万全で望めるでしょう(心配なのは仕事が忙しくなることですが)。

乞うご期待!

※1手元に今同書がないので確認後、正確な著述と引用元を表示します。ご容赦ください。

追記4/15:どうしても見つかりません。最近本棚に収まりきらない本が増殖して床を侵食してきています。見つかり次第アップするのでご容赦を。しかし、何とかせねばえらいことになるな。

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